
初めてもてぎサーキットに行った。
二輪レースの最高峰、MotoGPを見るためだ。
小椋藍という、稀に見る才能を持つ日本人ライダーを、この目に焼き付けておきたかった。
先に書いておくと、3日間で日本GP史上最多となる12万人余りが訪れたそうだ。
土産物屋や各メーカー、ブランドのショップ、屋台などはごった返していた。屋外ステージやホンダの施設にはレジェンドライダーが登場し、決勝前夜に駐車場で行われたイベントでは、ゲームやコンサートが盛大に行われた。
サーキットでは連日、選ばれしライダーたちが死闘を繰り広げ、日本人ライダーも健闘した。
特に目当ての小椋選手は、マシントラブルを乗り越え、スプリントでは5位、決勝のフルレースでは6位。GPクラス1年目とは思えない、老獪な走りを見せてくれた。
観客も、それぞれの推しライダーに大きな声援を送っていた。
しかし、何かが足りない。
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