
日本の接客は、世界でも有数の丁寧さを誇る。
店に入れば「いらっしゃいませ」と迎えられ、商品を見ていれば声をかけられる。買い物を終えれば、出口まで袋を運んでくれることもある。
一方、17年間暮らしたロンドンでは、客と店員の距離感がずいぶん違った。
必要なときには応じてくれるが、それ以外は基本的に放っておいてくれる。
もちろん、日本の細やかな気配りには大きな価値がある。欧米の接客にも、別の意味での心地よさがある。
おもてなしとは、何かをしてあげることなのか。それとも、何もしないことにも価値があるのだろうか。
今回の「思考の編集室」では、日本と欧米の接客文化を比較しながら、おもてなしの本質について考えてみました。
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